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☆てんかん患者の事故とてんかん協会の主張…てんかん患者の免許取得は許されるのか…京都18人死傷事故③

☆てんかん発作が原因か!?てんかん患者の車が祇園で歩行者に突っ込み大惨事…京都18人死傷事故①
☆てんかん患者の暴走事故はてんかん発作が原因か!?京都18人死傷事故②

の続きです。


13344419630001.jpg


てんかん患者の運転する車が京都市東山区で暴走し、

7人が死亡
11人が重軽傷


てんかん患者の運転手も死亡
するという大惨事が起きました。






■てんかん協会の要望


この遺族や大衆の気持ちを逆なでするかのような最悪のタイミングで、


日本てんかん協会

が、法務大臣に、


「刑法および運転免許制度に関する要望書」


を提出しました。




1. 運転に不適切なのは病気の症状(状態)であり、病気そのものや病気のある人ではありません。病名による差別はしないでください。

2. 病気のある人に、症状(状態)によっては運転できないという社会的責任を適切に自覚するための方策を、関係機関と協力をして一層推進してください。

3. 病気の症状(状態)のために運転免許証が取得できない場合には、その状態にある人の生活の不便を補填する施策を、関係省庁と協力をして推進してください。



1は何が言いたいのかちょっとわかりません。

2はまあ分かります。

3は車や運転免許を持ってない人だって大勢いるのに、てんかん患者と言うだけで優遇しろと言うんでしょうか。






■なぜてんかん患者が免許取得できるのか

そもそも、発作を起こして意識がなくなったりけいれんしたりするてんかん患者が、
なぜ自動車免許をとれるのでしょうか。


かつては、てんかん患者の自動車免許取得は法的に制限されていたそうです。
しかし2002年6月、てんかん協会の運動で道路交通法が改正され、


「発作が起きても意識障害を伴わない」
「発作が就寝中に限る」


などの患者は、

「公安委員会の検査」
「医師の診断書の提出」


などの条件付で、てんかん患者でも取得できるようになったそうです。



これだけみると、
てんかん患者の免許取得には厳格な審査があるように感じられますが、

発作がある患者でも虚偽申告すれば簡単に免許が取れる状態

だそうです。





その結果、2002年以降から、
てんかん患者のひきおこした重大事故が急増しました。





まだ記憶に新しいと思いますが、
去年の4月には26歳のてんかん患者

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柴田将人

てんかん患者であることを申告せず運転免許を取得し、

発作が原因のものも含め交通事故を12回起こしていた
にも関わらず運転を続け、

てんかんの薬も飲まず、


結局、

登校中児童の列に突っ込み小学生6人をクレーン車でひき殺す
事件を起こしました。






■てんかん患者と免許

てんかんを患ってる人が多少不便な思いをしようが不快な思いをしようが、
やはり免許を取得させるべきではないような気がします。


彼らの利便性や気持ちよさ程度のことと、
大勢の命とを引き換えになんてできないし。



てんかんの発作は薬で抑えられる

というのがてんかん協会の主張ですが、
その抗てんかん薬には、

眠気やふらつきを起こす成分が含まれている


そうです。


イラスト入りでわかりやすい説明がネットにありました。

抗てんかん薬による眠気・ふらつき 茨城県水戸市 水戸クリニック
http://www.tenkan.jp/furatsuki.htm



しかも空腹時など、
体調によっては深い眠気まで起こす場合もあるそうで、
これでは運転など無理な気がします。



そしてなにより多くの人間がおかしいと思うのは、

「てんかんを差別するな、免許を取らせろ」
と言いつつ、事故を起こせば、

「てんかんだから特別扱いしろ、無罪にしろ」
となることなんですよね。


現にてんかんが理由で無罪になる事故もありましたし。


美容師や理容師の国家試験の免許は、

てんかんではないという証明診断書を提出
しなければいけないそうです。




てんかん協会や患者の圧力や攻撃はすさまじいらしく、
作家の筒井康隆は、

『無人警察』

の中のてんかんの記述が差別的であると言われ、
日本てんかん協会からすさまじい抗議を受け、
自宅には嫌がらせの電話や手紙が殺到し、
家族や親戚にまで及んだそうです。





小学生6人が轢き殺された、
栃木・鹿沼市クレーン車事故では、
てんかん患者をやとっていた会社まで訴えられています。


患者が隠してるのにてんかんの確認なんかできませんよね。


てんかんかどうかの確認をすれば、
てんかん協会に差別だと攻撃されるだろうし、

確認をしなければ、
黙っていたてんかん患者の起こした事故のせいで賠償を要求される。


ものすごく迷惑じゃないですか。




てんかん患者の一部は

「免許がないと仕事が生活が」
と言いますが、免許も車も持ってない人なんて、
たくさんいるじゃないですか。




てんかん患者の起こした事故でよく見受けられるのが、

kuren.jpg


「車の運転が好き」
「自分だけはだいじょうぶ」



という運転手の自分本位の考えなんですよね。


仕事のため生活のためだからしょうがないと言いつつ、
結局、本音というか根底にあるのは、

「車の運転がしたい、てんかんだけど自分はたぶん大丈夫」

があるように思います。




てんかんを患っているため、
何年も発作も起きていないし免許もあるけど絶対運転しない、
という自制心の強い人だっています。






てんかん患者が免許を制限されるのが差別でもなんでもない。
周囲だけでなく、運転する本人だって危険なんだから。


正当な区別にまで差別のレッテルを貼っても、
歪みが大きくなり被害も大きくなって、
結局、大衆にもてんかんへの反発が生まれていくだけな気がします。

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