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☆「自炊」VS「漫画家」!?クリエイターが憎悪する自炊ってなに?

紙の本を裁断してバラバラにして、
一枚一枚スキャナーで読み取り電子書籍を作ることを、

「自炊」

といいます。

これはもともとはP2Pという技術から生まれたネットスラングです。
この自炊にまつわるインターネットの流れを振り返ってみます。


以前のような、よくあるサーバーとクライアントで一対一の通信を行うのは、
クライアント-サーバ型ネットワークといいます。
200px-Server-based-network_svg.png

対してP2P・・・Peer to Peer(ピアトゥピア、ピアツーピア)とは、
多数の端末間で通信を行うことを言います。
200px-P2P-network_svg.png

わかりやすく言えば、
コンピューター同士が対等(ピア)に通信することを特徴としています。


このP2Pはその特性から、
主にファイル共有ソフトに使われるようになりました。


マンガなんかをスキャンして(著作権侵害なのですが)デジタルデータにしてP2Pを使えば、
一人が持っているマンガのデータをネットワーク上の誰もが共有し、
読めるようになるわけです。


こういった違法な、いわゆるアングラ世界では隠語が使われるもので、
こんなふうにインターネットを使って大勢の人間で共有するために、
マンガなんかをスキャンしてデジタルデータ化することを、

「データを自分で吸い出す」

ことから「自炊」と呼ぶようになったそうです。



そしてこの「自炊」をさらに加速させるものが登場しました。

「アップルのiPad」

23201_06.jpg

gintama8.jpg

などの電子ブックリーダーの台頭です。


デジタルデータ化されたマンガでも、
これならかなり手軽で読みやすいですね。


また、マンガを裁断しバラバラにして、
1ページ1ページスキャンしていくのは大変な苦労でしたが、
メーカーが一般向けに紙の束をコピー機に載せると、
原稿を次々に読み取ってコピーしてくれるようなドキュメントスキャナを低価格で販売するようになりました。

このため2010年中ごろから、
インターネットで不法に共有するためではなく、
自分の本を自分の電子ブックリーダーで楽しむために、
合法的に自炊することが一般にもブームになりました。


自分の本をデジタルデータ化、
つまり自炊して電子書籍化することには多くのメリットがあります。

携帯性:データにすることで本を持ち歩かずにすむ。
永続性:本だと黄ばんだり劣化するがデータならそれもない。
利便性:保管場所もすくなくてすむ。

当然の流れとして、1冊100円前後という低料金で、
顧客に代わって裁断・スキャン・データ化までしてくれる、

「自炊代行業」

の業者が増加していきました。


しかし、この書籍のデジタルデータ化である「自炊」は、
出版業界にとってはおもしろくない話でした。

なぜなら

・本のデータをコピーすることで簡単に複製できてしまう。
・ネットに違法でアップロードされる危険が高くなる。


ためです。


今まで10人に売れていたマンガが、
9人がデータをコピーしたりネットから違法にダウンロードし、
1人にしか売れなくなって売り上げが10分の1に・・・

などと言うことも現実に起こりつつあるからです。


このため

『自炊代行業者』VS『出版業者・作家・マンガ家』

の構図が生まれました。


個人が自分で利用するために自炊する行為は著作権法でも問題にはなりません。

しかし、

「自炊代行行為は『複製権』を侵害する行為」
「複製者と使用者が異なるため私的複製と言えない」
「電子データがインターネット上に出回るなどして著作権を侵害される可能性が高い」

として出版業者や作家の一部が違法である可能性があると主張し、
自炊代行業者と争っているのです。


この、

「本やマンガをスキャンしてインターネットでバラまかれる」

ことは作家やマンガ家にとって当然、
自分の本の売り上げを減らされる、

かなり腹のたつ行為


なわけで、マンガ家自身がアップロード者に対し、


「はやく膵臓癌とかになりますように」
「隕石に当たって死ね」
「親にどういう教育受けてんだか疑うけど その なんだ はやく膵臓癌とかになりますように」
「今度外出た時に雷に打たれるとか隕石が当たるとかでいいよ、もう。積極的に死を願う」
「後世の医学者が頭抱えたり腹抱えて爆笑するような死に様で今生から消えて欲しいです」

ツイッターやブログで過激な批判発言を展開しています。


ちなみに一番最後の一番過激で憎しみのこもった、
「爆笑するような死に様で・・・」
は私の好きな吸血鬼アーカードが主人公のマンガ、

HELLSING
61GKQET2RDL__SL500_AA300_.jpg

の作者、平野耕太の発言だったりします。


そうしてついに、

『自炊の代行業は、著作権法で認められている私的複製にあたらない』

として、
作家の東野圭吾(秘密とか)さん、
漫画家の弘兼憲史(課長 島耕作とか)さんらが、
代行業者を相手に、営業差し止めを求める訴訟を起こすそうです。


前から問題になっていましたが、
マンガ家たちもついに本気で動きだすのでしょうか。


これがデジタル書籍化の流れにどういう影響を与えるのか、
個人的にかなり興味深いと思っています。

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